2014/02/28

弁当


ケータリングなどで出されるタイのお弁当は
こんな感じの発泡スチロールの箱に入れられていて、
ごはんの上に一種類のおかずがでーんと
ぶっかけられていて男らしい感じ。

写真は「カナー・ムー・クローブ」。
カナー(カイラン菜)と豚のカリカリ揚げの炒めもの。


ほかほか弁当みたいなお弁当屋さんはなくて、
屋台のお店や食堂はどこでもテイクアウトをしていて
それがお弁当の代わりになる。
どこでもテイクアウトできるのはタイが外食文化の国だから。
家族をもつ家庭でも毎日自炊をする家庭は少ない。
おかずを買って帰って、ごはんだけ炊く場合も。
ごはんものは発泡スチロール、
汁ありの麺はビニール袋に入れられ、
焼きそばなどの汁なしの麺は紙に包まれる。
デザートもビニール袋に入れて持って帰ることができる。
なんでもかんでもビニール袋に入れる、ビニール文化でもある。

2014/02/27

ろうそく

タイで食べたものの中で唯一食べられなかった。
「サネージャン」
伝統的なお菓子。


一口かじって飲み込むことさえできなかった。
好き嫌いはなくて大抵のものは食べられるのに、
これだけは無理でした。
ろうそくみたいな味がする。
と思ったら本当に燻製みたいにろうそくで香りづけさせるらしい。
ろうそくもはちみつやハーブからできたろうそくで、
甘い香りをつけるためだそうだけど。。
お菓子自体は卵やココナッツミルク、米粉からできているけど、食感もろうそく。

2014/02/26

豚足煮ごはん

まだタイに来たばかりで屋台での注文も慣れていないとき、
豚の足まるごと一本でてきた。
きっと2、3人で食べるくらいの量。


「カオカームー」
豚足煮とごはん。
味つけは角煮と似ている。
パーロー(タイのおでん)と同じく五香粉、にんにく、しょうがなどで煮込まれた料理。
ゆでたまごも言えばつけてもらえる。
じっくり煮込まれた豚足はとろとろで美味しい!
ごはんもすすみます。
カオカームー好きなタイ人も多いけど
みんな言うのは「美味しいけどカロリー高いなあ」
確かに、この美味しいとろとろは危険な感じ。

2014/02/25

「ナムケーン」
氷。
暑い国では氷はかかせません。
氷屋さんや氷を運んでいる人もしょっちゅう見かけます。
氷の形もいろいろ。

①丸筒タイプ(太)。
お酒を飲むときや飲食店で使われる氷。
中心はちくわみたいに穴があいてます。



②丸筒タイプ(細)。
飲食店やコーヒー屋さんで使われる氷。
これも中心は空洞。①より細め。


③クラッシュタイプ。
コーヒーやデザートに使われる氷。
氷入りのデザートを冷やしつつ
かけらが小さいので氷も一緒に食べられる大きさ。


④粉々タイプ。
これもコーヒーやデザートに使われる氷。
かき氷並みに粉々ですぐ溶ける。


⑤ひし形タイプ。
あまり見かけない。
お洒落なお店やイベントで使用される。



2014/02/24

日本のお菓子

タイでは日本のお菓子が人気。
日本のスーパーで見かけるお菓子がタイでも売っている。

「ポッキー」

「コロン」


タイ文字で書かれたデザインはかわいく見える。
でも味は日本のお菓子とは違っていて
なんというかひと味足りないというかイマイチな味。
品質表示の欄を見ると、タイの工場で生産されている。
日本でつくられたお菓子が輸入されて売っているものもあって
それはもちろん、日本の味と一緒。
でも値段は倍くらいする。
タイの人も品質表示を見て
「これはメイドインジャパンのポッキーだから美味しい」
と選んで買ったりしている。



2014/02/22

包み蒸し焼き

歩いていると、すごくいい匂いがして思わず買ってしまった。
バナナの葉に包まれていて何が入っているかもわからなかったけど
といかくいい匂い。



「ホーモック・ゴップ・ピン」
魚介のレッドカレーペースト蒸し焼き。
エビやイカなどの魚介類と
レッドカレーペースト、ココナッツミルク、たまご、
スイートバジル、こぶみかんの葉、唐辛子などを混ぜ合わせて
バナナの葉に包んで蒸し焼きにしたもの。
焼きたてほかほか。
食感は固めの茶碗蒸しという感じ。
少し濃いめの味でごはんが欲しくなる味。
今ここに白いごはんがあったらなあと本当に願った。

2014/02/21

魚の浮き袋

「ガポプラー」
魚の浮き袋のスープ。



魚の浮き袋なんてタイと関わるまで食べたこともなかったし
食材になってるのも知らなかった。
これも高級食材らしい。
確かにお祝いの席のメニューでもみかけたりする。
「魚の浮き袋」というとイメージ的にグロテスクだけど
見た目はうす揚げに似ている。
スープはあんかけ状で、
干し椎茸のだしからつくられていて優しい味。
魚の浮き袋は食感もうす揚げに似ていて、もうちょっと弾力がある感じ。
具はお店によっていろいろ。
うずらたまごやきくらげが入っているお店もある。
昨日の香港ヌードルのお店に行ったときに
麺だけではもさもさになるので一緒に頼む。
このお店は蟹肉も入っている。
油で揚げていて、結構オイリーであんまり量は食べられない。

2014/02/20

香港麺

「クアイッティアオ・ホンコン」
香港スタイルの麺。


細い中華麺を炒めた塩味の焼きそば。
具はお店によっていろいろ。
ステイ先の近くのお店は蟹肉、干ししいたけ、キャベツ、もやしが入っている。
パクチーもたっぷり。
あっさりめの味付けなので酢唐辛子や酢醤油をかけて食べる。



ここのお店はツバメの巣のデザートもある。
甘いシロップにツバメの巣、ぎんなん、氷が入っている。
タイでは高級食材のツバメの巣も気軽に食べられる。
1カップ100バーツ。
香港ヌードル一皿30バーツと比べると高いけど、やっぱり安い。


2014/02/19

豆乳

「ナムタオフー」
豆乳。
とうふのことを「タオフー」と呼ぶ。
英語でもTOFUだし、とうふは世界共通語なのかも。
世界で一番豆乳の消費量が多いのは意外にタイ。
コンビニやスーパーで売っている豆乳のバリエーションも多い。
いちご、バナナ、チョコレート味などいろいろ。
麦芽入りの豆乳を飲めばそれだけでお腹いっぱい。


朝の屋台では豆乳屋さんが出て、
揚げパンと豆乳を買って食べる人も多い。
屋台では基本、温かい豆乳。
砂糖の量も言えば調節してくれる。


トッピングも選べる。
左から、仙草ゼリー、バジルシード、タピオカ。
バジルシードはぷちぷちしておいしい。
写真のはデパートで買ったから包装がきれいめ。
温かくても冷たくてもどっちでもいける。

2014/02/17

キャラメルとポン菓子

たまたま道で出会ったタイ人の友達ができた。
屋台で買い物して話しているうちに、
私が日本人だということがわかり、
日本へ一カ月ホームステイしたこともあって、気さくに話しかけてくれた。
その友人のお父さんが買ってくれたお菓子。

 
「トフィーヌイトゥア(左)」
ピーナッツを練りこんだキャラメル。
お洒落な味のキャラメルというよりは
懐かしいカラメルの味という感じ。
日本にも似た味のお菓子があったと思う。
 
「カオタンタット(右)」
ポン菓子と同じ。
砂糖がたっぷりかけられている。
厚揚げも入っていて、甘さと厚揚げのコンビのせいか、
食べるとパッタイを思い出す味。

2014/02/16

青色のティー

「ナムドークアンチャン」
バタフライピーのハーブティー。


ステイ先のママがこの花をベランダで育てていて、
その花から煮出して手づくりのハーブティーをつくる。
少し砂糖を入れるので
ティーというより、ほんのり甘いジュースという感じ。
すごい青色をしているけど、くせがなくて飲みやすい。
近所の子どもが遊びに来て、
このジュースが好きで遊び終わったあと、飲んで帰っていく。
ライムを入れると紫色に色が変わる。
この花は染料としてお菓子の色づけにも使われる。
なので青色のお菓子は人工着色料ではなくて、自然の色。

2014/02/14

タイ南部の料理

タイの友人がタイ南部地方出身で、
地方からバンコクに遊びに来た友人のお母さんが南部地方の料理をつくってくれる。
料理屋さんをしていたこともあってすごく美味しい。けど辛い。
タイの南部地方の料理は特に辛い。


「ゲーンソム」(右)
酸っぱいスープ。
トムヤムスープとはまた違った酸っぱさ。
タマリンドや野菜の漬け物で酸味を出す。
辛味は辛いのもあれば辛くないゲーンソムもある。
けどこれは辛かった。
魚と豚肉と空芯菜入り。

「パット・サトー」(上)
サトー豆の炒めもの。
サトー豆も南部地方産。
ちょっとクセのある匂いだけどコリコリ食感が美味しい。
豚肉と玉ねぎと一緒に炒めてある。



「サパロット」
パイナップル。
南部地方はパイナップルが名産。
日本でみるパイナップルより背丈が短め。
甘くてすごくジューシー。

2014/02/12

タレ

「ナムチム」
タイはタレの種類が豊富で、
なんにでもタレをつけて食べる。
結構味が濃いものでもさらにタレをつける。
タレ文化の国だと思う。


「ナムチムタレー」(右上)
タレーは海という意味。
シーフード料理と食べる。
しょっぱい、辛い、酸っぱい、甘いが合わさって複雑だけど、魚や貝などとよく合う味。
唐辛子、ニンニク、ナンプラー、ライム、塩から作られている。

「タオジャオヤム」(左上)
蒸した魚やお粥と食べる。
しょっぱい味噌のソースという感じ。
酢、唐辛子、ショウガ、タオジャオ(味噌に似たソース)からできている。

「ソースプリック」(右下)
オースワン(カキ入り卵焼き)と食べる。
タイ人はこのソースと揚げ物と食べるのが好きだという。
ケチャップに唐辛子の辛みを合わせた味。

「ナムチムブアイワーン」(左下)
揚げ物につけて食べる。
梅からつくられたタレ。
スイートチリソースに似た味。
甘酸っぱい。

2014/02/11

せんべいとラスク

「カオタン」
ポン菓子をせんべい状にしたもの。
味もほぼポン菓子。

 
これはヤシ砂糖がかかっている。
他にも抹茶風味のヤシ砂糖がトッピングされているものや、
ムーヨーン(豚肉のふりかけ)がかかっているものがある。
さくさくで甘め。
熱い緑茶が欲しくなる味。
 
「カノムトーンパップ」
ラスク。

写真はかぼちゃ味。
ガーリック味をよく見かける。
日本で食べるラスクよりもさくさくというより、スカスカな感じ。
小ぶりなので二口くらいで食べられる。

2014/02/09

ソーセージ

「グンチアン」
中国スタイルの甘いソーセージ。
長い間、天日干しして乾燥させる。
砂糖などの調味料と長時間乾燥させるだけで、
保存料を使わなくても一年以上もつらしい。
甘いソーセージというと想像しにくいけど
塩っ気より砂糖の甘さが勝ってる感じ。


揚げて食べると皮がカリカリになって美味しい。
中身もジューシーというよりはベーコンをカリカリに焼いたのに似て固め。

おかゆのお供にして食べたり
サラダに和えて食べたりする。

2014/02/08

のり

「サラーイ」
タイの友人が日本で味付けのりを
バリバリ食べていて
そんなに日本ののりが美味しいのかなと
思っていて、タイに来て謎が解けました。
のりはタイではおやつ。
スナック菓子感覚で食べる。
コンビニやスーパーでいろんな種類が売っている。
のりは日本ではご飯と一緒に食べるものと思っていたから最初は変な感じだったけど、
小腹が空いたときにちょうど良い。
味は味付けのりみたいな感じ。
トムヤム味などもある。
大きい一枚板ののりをちぎって食べるタイプのものをよく見かける。



新商品のロール状になっているのりのおやつ。パリパリ感が増して美味しい。
赤はピリ辛味で、緑はあられおかきがくっついている。



ちょっと高めののり。
表面にゴマと天かすみたいなものがついていて
香ばしくておいしい。

2014/02/07

魚の煮付け


おいしそうなおかず屋さんをバンランプー市場で見かける。
服や制服、食べ物が中心のローカルな市場。
「プラートゥートムケム」

プラトゥーという日常的によく食べる、アジに煮た魚の煮付け。
魚がきれいに円形に並べてある。
見た目は日本のさばの煮付けに似ている。
日本食が恋しくなって、買って食べてみたら味もそっくり。
味がよく染みてる。
ごはんがすすむお袋の味。
一ぴき35バーツ。

さとうきび、ナンプラー、パクチーの根、こしょう、しょうが、にんにくで
骨がやわらかくなるまで煮るらしい。
スーパーの味気ないお惣菜とは違う、
こういうお袋の味が気軽に買えるってうらやましい。

2014/02/06

OISHI

「OISHI」
そのまんまの意味で日本語の「おいしい」から来ている。
日本のお茶や日本食のレストランを経営している会社のブランド名。



こんなに種類があります。
はちみつレモン味。
菊花茶。
ブラックティーいちご味。
ブラックティーレモン味。
フルーツティー味。
緑茶。
玄米茶。

だいたい甘いお茶。
でも最近はノンシュガーのお茶も新しくでてきた。
基本的にタイ人は甘い飲み物が好きだと思っていたけど
甘くないお茶の方が好きなタイ人も結構いる。
日本のお茶とか持って行くと喜ばれる。


「かぶせ」
新商品。かぶせ茶。
かぶせ茶を日本でも意識して飲んだことないけど
ほうじ茶と麦茶の間みたいな味がした。
ノンシュガーで日本のお茶に近い味で飲みやすい。

2014/02/05

パイ

タイにはパイ専門店が結構ある。
パン屋と同じ感じで存在している。
パイ屋のチェーン店もあったりする。
日本ではパイだけ売ってる店ってあんまり見かけない。
パン屋の中にパイコーナーがあるくらいだと思う。
暑いとパイの方が食べやすいんだろうか。
パンを買うよりもパイの方が失敗する確率は少ない。
パンはたまにイマイチなパンに出会うけど
パイはだいたい美味しい。


先月末からインドネシアにおでかけ中で、
出発前にステイ先の家族に持たされたパイ。
「S&P」という、日本でいうとヤマザキやPascoみたいな会社のお店。
パイナップルジャムとカスタードクリームのパイ。
南国のパイという感じ。
チキンのミートソースも食べたけどこっちは
トマトソースが甘過ぎだった。

2014/02/03

旧正月

1月31日は旧正月でした。
私のステイ先は中華系のタイ人なので旧正月の行事がありました。
ご先祖様にいつもより豪華なお供えをして
線香が燃え尽きそうになったら
金色の折り紙みたいなものを燃やします。
これはご先祖様があの世でお金が使えるように、という意味があるそうです。
燃やしたら家族でごはんを食べて
中華系のお寺にお参りする。


お供えしたもの。
パロー(タイのおでん)
きぬさやの炒めもの
イカ焼き
鶏の丸ごと茹でたもの
魚だんごのスープ
しゅうまいと肉まん
果物
ごはんとお茶
お菓子と飲み物

法事やお盆みたいな感じでした。
おかずがいっぱいっていうのは韓国や中国と一緒。
アジアはみんなそうなんかな。