2014/04/10

三味

まだまだ食べてないおかずが
一年たった今でもたくさんある。
日本でも素材の組み合わせによって
無限におかずはあるからそりゃそうなんだけど。


「プラーサームロット」
料理名がそのまんま。
直訳すると三つの味の魚。
魚の三味のソースがけ。
揚げた魚に甘い、酸っぱい、辛いが一体となったソースがかかっている。
ピリ辛な甘酢といった感じ。
タマリンドから作られたソース。
タイ料理にはいたるところでタマリンドが使われている。
写真の分でごはん5杯はいけます。

2014/04/09

わた菓子

5年くらい前に初めてアユタヤを観光したときに
タイ人の友人が名物だからと一緒に食べたお菓子。
初めて見たときのインパクトが忘れられない。
いかにも昔からあるおやつという感じで
自分で巻いて食べるという楽しさも
すごくワクワクしたのを覚えている。


「ローティサイマイ」
繊維状のあめみたいなものを
クレープ状の生地に巻いて食べる。
わた菓子に似た味で、素朴な味。
生地はもちもち。
この生地を焼く過程がおもしろい。
生地の固まりを手で持って、こねながら直接鉄板に押しつけて焼く。
すごい早技でどんどん焼かれていく。




2014/04/08

エビとレモングラスのサラダ

道端で偶然出会って友人になった
タイ人の友だちとタナオ通りにあるイサーン料理屋さんへ。


お店には芸能人の写真や
王族の方がいらした証である表彰状がいっぱい飾られている。
タイの友人のおすすめの料理を注文してもらう。


「プラークン」
エビとレモングラスのサラダ。
この料理のポイントは
エビが半生にゆでてあることと
レモングラスがたっぷり入っていること。
エビの半茹でを料理にするって新鮮。
日本で魚介類を半生状態で食べるのって
魚のしゃぶしゃぶとか炙りとかくらい?
エビが外はぷりぷりで中は刺身。
レモングラスは根元のやわらかい部分を輪切りにしてある。
さわやかでピリっと辛いサラダ。

2014/04/06

蓮根のようなオレンジのような

透明の瓶に乾燥したマトゥームが入っているときれい。
部屋に飾りたくなる。
最初は蓮にオレンジ色をつけているものだと思っていた。
ビールフルーツという柑橘系の実の一種でした。
写真ちょっとわかりづらいけど、真ん中のです。


「ナーム・マトゥーム」
ビールフルーツのハーブティー。


薄いオレンジ色がきれい。
やっぱり甘めなのでハーブティーというよりジュースという感じ。
味は出会ったことがない味。
奥の方で漢方薬みたいな味がする。
脂肪を排泄したり、喉や胃腸の調子を良くしたりするそう。
飲んだ後はなんとなく体がすっきりした気持ち。

2014/04/04

まきびし

真っ黒でイガイガしたものが売っていて、
美味しそうで食べてみたいというよりは
どんな味がするのか知りたくて興味本位で買ってみた。


「water chestnut」と書いてあって
なんとなく木の実かなと想像する。


まきびしみたいな形。
さわると外側が炭っぽい。
帰って調べてみたら、本当に「ひし」でした。
ひしは水草の一種で池や沼に生える。
しかも日本にもある。
福岡や佐賀県で獲れるらしい。
日本にもある食べ物をタイで知る。
忍者が使うまきびしも
鉄などで作られる前はこのひしが使われていたそう。
本当に固くて殻がむきづらい。
ステイ先のお母さんにも
何でそんな面倒くさいものを買ってきたんだと言われてしまいました。
ペンチを使ってせっせとむく。


中は白い。
外側が炭っぽいのは天津甘栗みたく加熱されたからだと思う。
本当の実は赤茶色っぽい。
栗みたいにホクホクしていて味はあんまりない。
砂糖と煮たり、サラダに混ぜて食べるそう。

2014/04/02

フカヒレスープと蟹焼き飯

タイの友人の仕事を手伝ったお礼にごはんをごちそうしてもらいました。
「フー・チャラーム」
フカヒレです。
家の近くにある、よく行く香港ヌードルを売っている食堂。


いつもは魚の浮き袋入りのスープだけど
今日はフンパツしてフカヒレ。



土鍋で出てくる。ひと鍋2人前くらい。
ベースのスープは魚の浮き袋のスープと同じで
あんかけ状でカニの身と干し椎茸が入っている。
丁寧に芽をとったもやしとパクチーを入れて食べる。
物足りない人は白こしょうをちょっとかけても。


これで200バーツ(約600)円くらい。
フカヒレはテレビでよく見る高級食材みたいに肉厚じゃないけど
庶民的な感じで全然良い。

「カオパ・プー」
蟹肉入り焼き飯。
いろんなところで焼き飯食べたけど
ここの焼き飯が一番好き。
日本の中華料理屋さんで食べる焼き飯より薄味め。
タイのお米は焼き飯に向いていてパラパラで美味しい。
タイのライムをしぼって食べる。
食べ続けて口の中がぼそぼそになったら
キュウリ食べたりネギをかじったり。
唐辛子入りのナンプラーをかけても美味しい。
フカヒレと蟹の焼き飯。なんて贅沢!

2014/04/01

マンゴー

日本人にもなじみのある果物マンゴー。
マンゴー味のデザートもよくみかけます。
生の果実は宮崎産のマンゴーもあるけど
値段が高くてなかなか身近な存在ではない果物。
でも南国のタイではいつでもどこでも手軽に食べられる食べ物。
旬はあるけど(旬は4〜5月の暑季)基本的にいつでも食べられます。
朝ごはんにフルーツの屋台でパッと買えちゃう。
値段も安い。
タイ語では「マムアン」。
かわいい響き。

インドでは500種類以上、タイでは60種類以上栽培されているらしい。
私が見分けのつくのはこの「ナムドクマイ種」。
タイ人にも人気で、すごく甘い。


やわらかくて、黄色い甘い果実がマンゴーという感じですが、
タイでは熟していない青い実のままでも食べます。



固くてコリコリ、漬け物みたい。
甘酸っぱいので唐辛子入りの砂糖や
ナムプリックワーンという甘辛いタレにつけて食べたりします。
エビ入りのタレが好き。
食べ出すと止まらない。

甘酸っぱいのがよく合うんです。
私もタイにいるうちに完全に熟しているものより、
まだ少し青くて甘酸っぱい方げ好きに。
あとサラダやエビ味噌炒めごはんに混ぜて食べたり。


これはマンゴーを薄く切って乾燥させたもの。
乾燥といってもしっとりしています。
甘くて懐かしい感じの甘み。

タイに住んでいて気軽にマンゴーが食べられることは
幸せなことのひとつ。