2014/08/31

兼業

庶民のおやつ、庶民の味方。
タイラーメンの軒先でもよく売られています。
タイでは食堂の入口で別の物を売る、という
副業というか兼業が当たり前。
ラーメン待ってる間に頼んだり、
ラーメンだけでは物足りない人が頼んだりするから
よくできてるなあと思う。
床屋+お守り屋さん+コーヒー屋さんというのも見かけました。


「ルークチンムー・ピン」
豚肉のすり身団子の串焼き。
甘辛いタレをつけて食べます。
つみれより食感は弾力があります。
何本でも食べられる。
だからみんなも10本20本とまとめ買い。

カオサンロードのメイン通り口近くにある屋台で
ひっきりなしにお客さんが来ていました。
おばちゃんもずーっと焼き続けていて
炭や煙が目、口に入らないように
がっちりマスクをしていました。
バーナーで金属を焼き付ける職人のよう。

2014/08/30

雪いも

セントラルワールドというデパートの前で
ちょっとした催し物がやっていて
そこには当たり前のように屋台もいっぱい出ていた時に
目に止まったもの。


「プアックヒマ」
タロいもの大学芋みたいなお菓子。
美味しそうで目がいったというより
油たっぷりのお鍋で豪快にタロイモを揚げているおばちゃんに
目を奪われました。
あまーい匂いもして、芋好きのあたしはつい買ってしまいました。
油でじっくり揚げたタロイモに
砂糖を水で溶かして、バイトゥーイの香りをつけたシロップ状にしたものと
からめて出来上がり。
ネギも入っているみたいです。
お菓子では収まりきらんくらいのヘビー級。
がつんとお腹にたまります。
あつあつ出来たてがホクホクで美味しいです。
「ヒマ」は雪という意味で、
名前の通り、雪が降りかかっているような見た目。
タイは雪は降らないのに、こんな名前のお菓子があるって洒落てる。

2014/08/29

イカのカレー炒め

ターミナル21という空港をモチーフにした
ショッピングモールがあり、
そこにあるフードコートが美味しい、安い、キレイでおすすめです。


タイ料理全般はだいたいあるし、見ていて楽しいフードコート。
迷いに迷って食べたのがこれ。
「プラームックパッポンカリー・ラートカオ」
イカのカレー炒めごはんのせ。
料理としてはどちらかというとカニのカレー炒めが有名だけど、
お昼に手軽に食べれるのがイカやエビ。
ココナッツミルクとカレー粉、たまごを使っていて
辛さはマイルドで辛くない。
基本は日本人が好きなカレー味です。
ネギと玉ねぎがアクセントになって、ごはんと合います。
このメニュー、作れるようになって日本でも食べたい。


2014/08/27

荷台系屋台

野菜売りの屋台。
普通に都会のど真ん中、オフィス街でも見かけます。

麦わら帽子をかぶって屋台、というか荷台をひいて歩いている。
今日の夜ごはんのスープに入れる野菜欲しいなあとか
あ、ライム買い忘れたとか思ったときに
ちょうど通りかかったりする。
本当に良いタイミングで出会うことがしばしば。
どんなにタイが発展してもこれはなくならないで欲しい。
日本の都会のど真ん中ではなかなか見れない。
京都で山からおりてきたおばあちゃんが野菜を売りに来ていたのは見たけど。

これはタイのお菓子の屋台。
パラソルや傘がたくさんついていて、バイクもくっついてます。
手押ししなくてもバイクでぶーんと行けるから便利そう。
カラフルなパラソルがちょっとファンタジーで
私はこの屋台が好き。


こんな感じで5〜10種類くらいの伝統的なお菓子が売られている。
家で作って来たのか、どこからか仕入れてきたのかわからないけど
もう出来上がったものを売っている。
日持ちしなさそうだし朝イチのできたて?
日が当たらないように傘がいっぱいついてるのかも。

2014/08/26

昔ながらの珈琲

朝、語学学校に行く前に、
昼ごはんに辛いものを食べたあと、
夜、一息つきたいときなどにお世話になります。

「カフェボーラーン」の屋台。
カフェボーラーンとは昔ながらの伝統的な珈琲のこと。
珈琲の粉が入ったプラスチックボトル、
積まれたミルクの缶、
大きい茶こし、
おばちゃん、この飲み物屋台すべてに心惹かれます。
ネルドリップで使うような大きい茶こしに
コーヒー豆を挽いたものを入れて、熱湯をいれて抽出。
ずっと浸かっているせいか濃い感じがする。
小さいグラスに抽出した珈琲、砂糖と練乳をたっぷり入れ、
これを氷がたっぷり入ったプラスチックカップ、
あるいはビニールの袋にいれてもらいます。

持ち歩きに便利なようにこんな取っ手もつけてくれる。
基本かなり甘いですが、甘さは言えば調節してくれます。
私は少し甘さ控えめにしてもらうのが好き。
これとパートンコー(揚げパン)のセットで朝食べるのが
ゴールデンコンビ。


2014/08/24

えびせんべい

タイでスナック菓子のお土産を買うならこれがおすすめ。

「カオキャップクン」
えびせんべいのお菓子。
サクサクでエビの味がしてタイらしい味。
美味しいけど口の中に入れると一気ににんにくの香りが広がる。
なのでかなり口の中がかなりにんにく臭くなる。
お昼に食べるというより
ビールに良く合うので飲むときに食べるのが良いかも。
スーパーでだいたい見かけるし手に入りやすい。
10個セットで売っていたりもするので、配る用にも最適。

2014/08/22

たまごとうふ

戦勝記念塔の近くのタイラーメン屋台。
夜も遅い方で、でもお腹はすいていたので
あっさりしたものが食べたいなあと思ったら
タイラーメンであまり見ない具を発見。
たまご豆腐とレタス。

基本は豚肉のタイラーメン。
そこにたまご豆腐とレタスが入ることで
おなかに優しい感じがする。
タイでは白い豆腐よりたまご豆腐の方が主流。の気がする。
なにかと料理に入っているのはこの黄色い豆腐。
円筒のチューブに入っているので切ると写真のように丸くなる。
昔働いていたタイ料理屋さんのタイ人のコックさんが
たまご豆腐好きでよく食べていた。
あの時はタイには無くて、珍しいから食べていたのかと思っていたけど
むしろ馴染みがあって食べていたんですね。

2014/08/20

あんかけ

ステイ先の家族とよく行く、筋肉質のオーナーのいるお店へ。


今日の一押しがこれ。
バミークローブ、という揚げた中華麺の上に
あんかけをかけたもの。あんかけも中華風。
日本の皿うどんと似ている。
具はシンプルに豚肉とたけのこ。
他のお店は豚肉とカナーという野菜という組み合わせが多い。
熱々のあんかけ、シャキシャキのたけのこ、カリカリ太めの中華麺が
からまって美味しい。
タイのあんかけは少し甘めなので
私は半分くらい食べたところで
酢唐辛子か粉唐辛子を入れて食べるのが好きです。

2014/08/19

マカロニ

意外なものが屋台にある。
マカロニ。
「アハーンタームサン」という材料さえあれば
何でも作ってくれる屋台やフードコートで見かける。
タイの人にとってもマカロニやスパゲッティはなじみがある。



これはステイ先のママが作ってくれたマカロニスープ。
洋風なんだけど、どこかタイの雰囲気もある。
パクチーが入っているからかな。
玉ねぎ、にんじん、トマト、豚肉、いかと具だくさん。
味はポトフに似ている。
友人が風邪気味のときにすすんで屋台で食べていた。
野菜たっぷりで温まるからだと思う。
そこはどこの国も同じ。

2014/08/17

ハイランサラダ

以前書いたハイランヌードルのお店にあるサラダ。


「ヤムムーハイラン」
ほとんどハイランヌードルと同じ具材でつくられている。
豚肉、きくらげ、高菜漬け、ネギ、
そこにレタス、ピーナッツ、
ムーヨーン(魚肉ソーセージのような豚肉のソーセージ)がプラス。
タレはヤムウンセンなどの味付けとベースは一緒。
そこにガピも加わる。
少し辛めでコクもあるスパイシーサラダ。
豚肉が牛肉みたいな食感。
ここのお店の味付けが好き。
二皿いけそうな勢いで食べたと思う。
このサラダ自体に麺を入れて食べることもあるそう。

2014/08/16

中国のオレンジ

中華街で歩きまくって熱さと疲れた
私の目にとまったのはみずみずしいジュース。
タイの屋台は果物をその場でむいて飾ってあるから
そのみずみずしさについ誘惑されてしまう。


「ナムソムチェン」
中国から来たオレンジのジュース。
実は黄色い。
ポメロに似た味で普通のオレンジより甘くない。
ビターと甘さがミックス。
普通のオレンジよりすっきり飲めるので私はこっちの方が好きかも。
実のまま食べるよりジュースにして飲む方が食べやすいという。

写真で改めてみると
発泡スチロールの箱に氷を入れて、
ジュースを氷の山にさして、果物を飾るだけという
素朴さ満点なディスプレイ。
なのに購買意欲を誘う。
本当にこの国の人にはかなわない。

2014/08/15

餃子パイ

タイの友人のママからおすそ分け。
餃子の形をしたパイ状のおやつ。
一粒一粒は小さい。


「パンシップサイプラー」
パンシップでこの餃子のような口をしめた形を表すタイ語。
パイの中に具が入っていて、
魚、エシャロット、ナンプラー、ヤシ砂糖、
にんにく、こしょうで炒め煮したもの。
味は甘い餃子パイといった感じ。
魚という感じはあまりなくて、
たまねぎとにんにくがよくきいてる。
揚げてあるので結構ずっしりくる。
おやつにしてはパンチがある。
ママはここのは包むのが下手ね、形がぶさいくだと言っていました。


2014/08/13

飲茶

私がステイしているタイの家族は中華系のタイ人なのですが、
特別な日は外食で飲茶を食べに行きます。
タイムズスクエアというビルにある中華料理屋さん。
タイ版料理の鉄人のシェフがいるという。
いかにもっていう感じのポスター。
さすが中華系が住んでいる国、中華料理も本格的な味です。
飲茶の種類も様々。
熱い菊花茶とともにいただきます。


カニしゅうまい。
蟹肉たっぷりで、とびこもたっぷり。

ホタテとエビのあんかけ蒸し。
これも具が大きい、エビぷりぷり。

私のお気に入りはタロいものコロッケ。
外側が繊細でパリパリ。

中身はあつあつトロトロでタロいもの自然の甘さ。

まだまだあります。
こんなに本格的な飲茶、初めて食べました。
しかもリーズナブルで幸せ。

2014/08/12

ハム

ハムやソーセージ好きなタイの人が多い。
それはどこの国も一緒なのかもしれないけど、
ハムがメインの具材として成り立つ。
日本で外食する場合、
ハムがメインになってるのはハムサンドなど、
パンに挟まれている時しか思いつかない。
あとは前菜やおつまみとして食べるくらい?


タイではこんな風に立派に焼き飯の具材になる。
「カオパ・ハム」。
タイ語でもハムはハム。
こんな焼き飯ってお家でつくるごはんみたいだから
そんなに期待してなかったけど、すごくうまい。
ハム自体も日本の方がおいしいものが多い。
やけにピンク色でふにゃふにゃ。
ふちの赤いハムの味に似てる。
でも焼き飯になるとなんでか美味しさ倍増してる気がする。

こんなのもありました。
クリームソースのパスタですが、
ハムでスパゲッティが見えないくらい。

2014/08/09

サラダバー

スーパーやデパートにサラダバーがあるのですが、
かなり重宝します。

サニーレタス、ロケット、フルーツ、かぼちゃ、トマト、くわい、
こんにゃくゼリー、かにかま、コーン、レーズン、豆、、、
いろんな種類の野菜が選べるので楽しいし、
こんな具だくさんサラダを作ろうと思ったら逆に高くついてしまう。
なにより、作らなくていいのも楽。
100g25バーツくらい。
調子にのって入れ過ぎなければ高くない。
でもついつい好きなくわいやかぼちゃを入れて重くしてしまう。
葉っぱ系をいっぱい入れて調節。
スタイルとしてはタイのサラダではなく、欧米のサラダ。
ドレッシングも小分けから売っています。


仕上がりはこんな感じ。
タイの友人がカニかまが好きなのでこんな見た目になってしまいました。



2014/08/08

フュージョンパスタ

昨日から立食パーティ続きでなんですが、

これも展覧会のオープニングのフリーフードです。
タイでは食べることがすごく大事からか、
おもてなし度がすごい。
何かのイベントやオープニングの時は絶対フリーの食べ物がある。
これで晩ごはんすますことが何回あったことか。
今回はお洒落なカフェバーで展示があり、
お店特製の創作洋風タイ料理。
ムール貝のグラタンやら、トマトのチーズ焼きやら、
ほうれん草のグラタンやらと、なぜかグラタンばっかりですが。
この中でも「トムカー(タイのしょうがが入ったココナッツミルクスープ)パスタ」が
絶品でした。
エビやイカのシーフードもがっつり入ってるし、
ピリ辛な冷製ココナッツクリームパスタという感じで、
トムカーとパスタがすごく合う。
自分でも挑戦してつくってみたいメニュー。


2014/08/07

寒天

展覧会のオープニングパーティのときにみかけて
見た目に惹かれて写真をパシャリ。


寒天のような生菓子。
食感は寒天よりもちもちしていて
どちらかといえば、ういろうに近い感じ。
色がかわいくパールトーンで華やか。
着色料じゃなくてパンダンリーフの葉や花から抽出して
色をつけているので自然の色。
味はココナッツミルクのやさしい味。
食欲に欠ける青いのをわざわざ取って食べたら
思っていたよりおいしくて、心の中であやまりました。
かわいいし、おいしいなんて憎いやつ。

2014/08/06

日本にはない日本料理

タイではまだまだ日本料理が人気です。
大戸屋ややよい軒などの日本にもあるお店、
日本人オーナーの居酒屋、
タイ人オーナーのリーズナブルな食堂など
いろんなスタイルの日本料理屋さんがあります。
私は和食が恋しくなったら自分でみそ汁作るか、
日本人の友人の手料理にお世話になるか、
大戸屋にお世話になるか、の選択肢。
タイで日本料理を食べるとちょっと甘かったり、タイテイストになったりと
がっかりする場合も多いのです。
大戸屋はほとんど日本で食べるのと変わらないくらい
味が安定していてがっかりしません。

特にタイ人オーナーのお店は賭けです。
もちろん美味しいお店もあります。
あと面白いメニューに出会えます。


●「サーモン炒飯」と「ガーリックライス」が結構な確率で日本料理のお店にある。
●「ほうれん草の卵とじ」というあまり外では食べない家庭的なメニューがある。
●付属の漬け物はキムチ。
など、特にこれぞ日本!っていうわけじゃないものがちらほら。
タイ人好みにしている部分もあるんやろうけれど。。


これは「とんかつらーめん」。
タイの友人に「日本で見たことないよ」というと驚いていました。
味はそのまま、とんかつとらーめんです。

2014/08/03

ぶさいくな牛

ぶさいくな牛のパッケージ。

バンコクの隣、「ラチャブリー県」にある乳牛のファームがつくる
アイスクリームのブランド。
「ノンポー」というブランド名。
これも王様プロジェクトの一部らしい。
(王様による国と国民の発展のためのプロジェクト)

ぶさいくな牛だけどすごく美味しい。
牛乳の味がしっかりする。
ミルキーです。
タイのコンビニやスーパーで売っているアイスは
なんだか、すかすかなミルク感。
でもこれはリッチ。
いろんな味があって、楽しめる。
私が食べたのはバナナ味。
ミルクとバナナの味がナイスです。
タイ紅茶味もお気に入り。


こどもがお母さんのお店を手伝っていて
アイスを取ってくれました。
タイには家の仕事を手伝っている子がたくさんいる。
偉いなあ。

2014/08/02

五ツ星

五ツ星という名前のフライドチキン屋さん。
チェーン店なのであちこちで見かけます。
タイ版のケンタッキーという感じ?
ケンタッキーもタイにはあるけど。

屋台の形は普通の屋台と変わらないけど
しっかりパッケージングされていて目立ちます。
赤と黄色でデザインされています。
フライドチキンだけじゃなくて
ガイヤーン(焼き鶏)やフライドポテト、ソーセージ、
ルークチン(魚団子)などのいろんなファーストフードが売られています。
五ツ星はタイ語で「ハーダオ」。
味は普通に美味しいです。
個人的には個人経営の屋台の方が好き。
でもハーダオにはピクニックの時とか便利なので何度かお世話になってます。