2014/01/11

チューイングガムの木の実

「ラムット」


英語名はサポジラ。
どっちにしろ日本人にはなじみのない果物。
でも食べてみると熟した柿の味に似ていてびっくり。
ちょっとざらっとしている。
たまご形で薄緑茶色の実。
皮をむくと色も柿色。
なぜかギザギザにして二分割になって売っている。


雨季が終わりかけの頃からみかけるようになった。
樹木はチューイングガムの原料になるらしい。
ステイ先の家ではフクロモモンガのエサにもなっていました。

あと昨日の補足。
ビアッブーンの黒い色はココナッツの殻を燃やして炭状にしたものを使うという。
体には害はないらしい。

2014/01/10

黒いお菓子

「ビアッブーン・ガープマプラオ」
ゼリーのようなお菓子。


黒い食べ物って黒ごま以外はちょっと警戒してしまう。
ういろうと寒天の間のような食感。
ういろうよりはもちもちしてない。
もちっとしたと思ったら口の中で溶けていく。
本体はココナッツミルクからできていて
やさしいココナッツの味。
上にかかってるココナッツの実は塩味。
甘いのと塩味って塩キャラメルが流行ってから知ったけど、これは伝統的なお菓子。
昔から甘いとしょっぱいの組み合わせがあったなんてさすがタイ。


葉に包まれて、3個入っていた。
バイトゥーイの葉のみどり色のも売っていた。
1セット5バーツ。安い!

2014/01/07

漢方煮

今日の晩ごはんは鶏とたけのこの漢方煮、「パロー」でした。
これも中国から伝わった料理。


漢方煮というとイメージしにくいけど
シナモンや八角などのスパイスと一緒に煮た
日本の角煮みたいな味の料理。
作り方もほぼ一緒。
豚を茹でてから調味料を入れて煮る。
タイでもパローといえば
豚肉、卵、ときには厚揚げを具に煮るのをよく見かける。
写真はぶっかけおかず屋さんのもの。
右にあるおかずがパロー。


今日食べたのはステイ先のママ手づくりで
鶏の足、たけのこ、干し椎茸というヘルシーな組み合わせ。
タイのたけのこは日本ほど大きくなく、ちくわみたいな太さ。
角煮と一緒でごはんがすすみます。
タイのおかずは、だいたいごはんすすむけど。
日本の角煮と違うところは
スパイス、にんにく、パクチーの根っこが入っているところ。
これらの香りでタイ感まっ盛り。


これはあひるのパロー。
血のゼリー入り。

2014/01/05

ひとりスキ

タイスキはみんなで鍋をつつくタイプとは別に
一人用のタイスキもある。
どんぶり鉢にタイスキが入って出てくる。
野菜がいっぱい食べたいときやあっさりめのものが食べたいときに
タイスキは便利。
鍋みたいに好きな具は選べないけど肉かシーフードくらいかは選べる。
汁なしか汁ありかも選べる。
春雨、卵、白菜、メインの具(豚、えびなど)がだいたい入っていて
あとはお店によって違う。
味はついてるけど、タイスキのタレがついてくるので
自分の好みでかけて食べる。

「スキナーム」
汁ありのタイスキ。
ボリュームのある春雨スープという感じ。
屋台で食べると結構汗かきます。


「スキヘーン」
汁なしのタイスキ。
春雨炒めという感じ。


鉄板にのって出てくるタイプもある。




2014/01/04

ペーストと野菜

ナムプリックというペーストにゆで野菜や生野菜がセットになったもの。
野菜をたくさん食べたいときにいい。
ナムプリックは辛いものが多いのでパクパク食べてしまう。
シンプルだけど立派な前菜になる。
いろんなナムプリックと野菜の組み合わせがある。

ナムプリック・クンソッド。
エビの身が入ったペースト。ちょっとゴージャス。海の味がする。
ゆでキャベツ、キュウリ、スイートコーン、カミンオーン(しょうがの一種)。


ナムプリック・ガピ。
アミエビの塩漬け、ガピを使ったペースト。塩辛みたいな味と色。
タイなす、いんげん、空心菜、パックファックメーオ(ハヤトウリ)、カミンオーン。

ナムプリック・ロンルア。
塩卵の入ったペースト。ガピがベース。
シカクマメ、キュウリ、キャベツ、バーイブアボという葉っぱ。

2014/01/03

ココナッツまるごと蒸し

年末にステイ先の家族で飲茶屋さんに外食に行ったときに
出会った豪快なデザート。
「ペー・グアイ・ナム・マプラオ」
ココナッツをまるごと蒸したデザート。



若いココナッツの実の中に
ココナッツミルクと銀杏を入れて蒸した温かいデザート。
ココナッツから湯気が出ているのが見たことない光景で面白い。
銀杏が温かいココナッツミルクの優しい甘みとちょうど良い。
ココナッツの内側についてる実も削って食べられる。
あっさりしてるので飲茶料理をたらふく食べた後でも
2人で一つをペロリとたいらげました。

2014/01/02

鶏だんご鍋

お正月ニ日目。
タイには特別お正月に食べるものもなく、
いつも手料理を作ってくれるママも旅行中で
ステイ先のファミリーが外食に飽きてる感じだったので
今日は日本の鍋をつくりました。
鶏だんご鍋。

でもこんなにてんやわんやするとは思ってもみなかった。
材料は仕事帰りの妹におつかいを頼んだらいいよ、ということになったけど
春雨買ってきてって言ったのに「センブック」が食べたいって、違う麺を買って来た。
お米の麺か中華麺ならいいかと思ってたら、しらたきでした。
かつおとこんぶだしの鍋にしらたきはあんまり合わないよう。
頼んだものと違うものを買ってくるし
頼んでないものも買ってくるし
チーズおろしで大根おろして怪我するし
おなか空いて待てなくてポテトチップス食べちゃうし。

なんやかんやで完成してみんなで食べる。
鶏だんごは木綿豆腐をいれてふわふわに。
野菜は白菜、人参、大根、タンオーという野菜。
タンオーはすぐに食べないと縮んでしまう。
このタイプの日本の鍋はポン酢などのタレにつけて食べるから
スープは薄めなんだよって言ったけど
いまいちそうだったので、結局だし醤油を足しました。
それでもポン酢には喜んでくれたので良かった。
やっぱり酸っぱいか辛いタレが好きなんやなあと実感。

あれがあった、こないだもらったあれもあったと
うどんと高野豆腐も入れて
最終的に見た目はタイスキになっていました。
自分が思っていた料理とは違うものができたけど
みんな楽しく完食したからめでたしめでたし。